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【楽しくお金の「基本」を学ぶ】金持ち父さん 貧乏父さん 要約&レビュー

こんにちは。たくおです。

あなたは「お金」に対して不安になったことはありませんか?

上がり続ける物価、いつまでも安い賃金、高すぎる税金etc…

困っているのにどうやって「お金」問題を解決していいのかわからない。

なにから始めればいいのかわからない。何から学べばいいのかわからない。

そんな人に読んでほしいのが

金持ち父さん 貧乏父さん

です。

私はこの本を読んで何に「時間」と「お金」を投資しなければいけないのか、改めて考えさせられました。

今回はお金について私に優しく教えてくれた「金持ち父さん貧乏父さん」をレビューしていきます。

「金持ち父さん 貧乏父さん」はどうな人におすすめ?

金持ち父さん貧乏父さんはこんな人におすすめです。

  • 学校では教えてくれない「お金」の真実を知りたい
  • 子供に「お金」の仕組みを教えたい子育て世代の人
  • お金持ちになりたいけど、何をすればいいかわからない
  • 「仕事を頑張ればお金持ちになれる」と思っている人
  • 給料をもらうだけの生活に不安を感じている
  • 投資や副業に興味がある人

「金持ち父さん 貧乏父さん」概要

【書籍名】改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
【著者名】ロバート・キヨサキ / 白根美保子=訳
【出版社】筑摩書房
【出版日】2013/11/8
【アマゾン評価】4.3(2025/3月時点)
【オススメ度】★★★★★
【キーワード】お金、キャッシュフロー、お金持ちと貧乏、お金の仕組み、教育
【頁 数】272ページ
【目 次】
はじめに 金持ち父さんと貧乏父さん
教えの書
・金持ち父さんの六つの教え
・第一の教え 金持ちはお金のためには働かない
・第二の教え お金の流れの読みかたを学ぶ
・第三の教え 自分のビジネスを持つ
・第四の教え 会社を作って節税する
・第五の教え 金持ちはお金を作り出す
・第六の教え お金のためではなく学ぶために働く
実践の書
・実践その一 まず五つの障害を乗り越えよう
・実践その二 スタートを切るための十ステップ
・実践その三 具体的な行動を始めるためのヒント
おわりに 経済的自由を手に入れるには
いますぐ行動しよう!

アマゾン紹介文

全世界シリーズ累計4000万部、日本シリーズ累計410万部突破!
最初に読むべき「お金」の基本図書


すべての原点となる1冊目。まずはここからはじめよう!
お金の力を正しく知って、思い通りの人生を手に入れよう。
変化の時代のサバイバルツールとして世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー、待望の改訂版。

この本は……
金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。
持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。
資産と負債の違いをはっきりさせる。
お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。

オリエンタルラジオ 中田敦彦さん「YouTube大学」で紹介、大絶賛!
「正直むちゃくちゃ面白かった。するする読めるし分かりやすい。お金に関してちゃんと勉強しないってことがいかに辛く惨めな人生の始まりかということを叩きつけてくれる。」

毎年多くの「お金」に関する本が出版され,書店に並び、そして消えていきます。
そんな状況の中で、「金持ち父さんシリーズ」は刊行から20年以上経った今でも変わらず多くの支持を得ています。

その第1作目である『金持ち父さん 貧乏父さん』は、時代が変わっても古びない原理原則を示す「お金」の基本図書。アメリカで1997年に発売され、2000年から6年間ニューヨークタイムズのベストセラーリストに載りつづけ、自分の頭で考え道を切り開き、厳しい世の中を生きるためのガイドとして読み継がれてきました。

「目からウロコの連続でした! 」という声が絶えず寄せられ、これまで数多の人々の「お金観」を変えてきました。日本やアメリカのみならず、本書が刊行された2013年時点で51ヶ国語に翻訳され、109ヶ国で読まれています。

「金持ち父さん 貧乏父さん」要約

著者であるロバートには、実の父(貧乏父さん)と、親友マイクの父であり、自身に「お金」について教育をしてくれた義理の父(金持ち父さん)の二人の父親いる。

実の父親(貧乏父さん)は、高い教育(四年制大学を2年で卒業し、3つの大学で優秀な成績を収めた)を受け知的レベルも高い。

マイクの父親は、高校も卒業していない。しかし、後にハワイで最も裕福な人間の一人になった。

二人の親に共通していることがいくつかあった。
・生涯を通じ、よく働いた
・収入は結構多かった
・人を惹きつける魅力があり、周りの人に影響力を持つ存在だった
・二人とも教育が大切であると信じている

しかし、二人の教育のアドバイスは大きく異なっていた。

貧乏父さんはいい会社に入るために勉強をしろといった。

金持ち父さんはいい会社を買うために勉強しろといった。

ロバートは二人の父親がいるという環境上、二人の意見を比較してじっくり考えた上でどっちの考えに従うかを決めることができた。

その経験を通し考え方が人生に大きな影響を与えることを知った。

そしてロバートが9歳の時、「お金」に関しては金持ち父さんの言うことのみを聞く決断をした。

著者ロバートと金持ち父さんの出会い

話はロバートが9歳の時まで戻る。

ロバートは運命の悪戯で裕福な家庭の子供ばかりが通う公立学校に通っていた。

そこで後に親友になるマイク(金持ち父さんの息子)に出会う。ちなみにマイクの父も、まだこの時は金持ちではないためロバートと似た境遇である。

ある日ロバートは実の父にお金持ちになる方法を聞いた。

返ってきた返事は曖昧なものばかり。

最後には自分で考えろと言われたのであった。

ロバートは自分の同じ境遇のマイクにこのことを話した。

そして紆余曲折あり、ロバートとマイクは想像力を働かせ「お金」を作るアイディアを考え実行した。

物理的に「お金」を作ってしまったのだ。つまり、「偽造」である。(もちろんそれが罪であるのは本人たちは知りません)

ロバートとマイクが家のガレージで「お金」を作っているところにロバートの父がマイクの父を連れて帰ってきた。

その時に、初めて二人はその行為が犯罪であると知った。

そのことを二人の父親は怒らなかった。

ロバートの父は、いい想像力を持っているからこの調子で頑張れといった。

今回失敗したからといって、諦めてはいけない。何かをやったと言うことが大切なんだと言ってくれた。

その後、金持ちになる方法を知りたければマイクの父親に聞けとアドバイスをくれたのだった。

金持ち父さんの教え

ロバートは9歳から39歳になるまで金持ち父さんの教育を受け続けた。

その教育の中でロバートは金持ち父さんにさまざまな授業を受けた。

しかし、その授業で教えられていることは本質的には6つであることに気づいた。

  • 第一の教え 金持ちはお金のためには働かない
  • 第二の教え お金の流れの読みかたを学ぶ
  • 第三の教え 自分のビジネスを持つ
  • 第四の教え 会社を作って節税する
  • 第五の教え 金持ちはお金を作り出す
  • 第六の教え お金のためではなく学ぶために働く

本書では、この六つの教えの授業内容の一部を読むことで、なぜこの6つの教えが大切なのかをやさしく学ぶことができる。

ラットレースから抜け出せ

ロバートは多くの「お金」に対する知識を手に入れた。そして多くの「お金(資産)」も手に入れた。

そんなロバートがずっと心配に思っていたことがある。

それはどんどん世界が変わっているのに、教育がそれに伴って変わっていないことだ。

「いい教育を受け、いい大学に入り、いい会社に就職する」という昔の考えの教育がずっと続いていることにロバートは危機感を抱いていた。

ロバートは貧乏人には共通のパターンがあることを知った。

そして金持ちたちは貧乏人とは違うルールで生きていることを知っている。

それをわかりやすく教えるために「キャッシュフロー」というゲームを作成した。

「キャッシュフロー」は、内側外側二つのトラックがあり、内側に「ラットレース(イタチごっこ)」外側に「ファーストトラック(高速車線)」がある。

そしてゲームの目的は「ラットレース」から早く抜け出し「ファーストトラック」へ移ることだ。

ここまで読んだ方はお気づきだろうが「ラットレース」がいわゆる貧乏人のルール、「ファーストトラック」が金持ちのルールである。

このゲームでラットレースから抜け出すには「会計」「投資」に関する能力を高めなければならない。

そしてゲーム上最も習得難易度が高く設定されている。

そして、このゲームをプレイしていくことでこの二つの科目を楽しく学ぶことができ、貧乏人が金持ちになる方法も学べる。

ラットレースから抜け出せ2

本書の後半に実践の書が記してある。

ここではラットレースから抜け出すには知識以外も必要であることが記されている。

まず、5つの障害を乗り越えなければならない。

それが以下の5つだ。

  • 恐怖心
  • 臆病風
  • 怠け心
  • 悪い習慣
  • 傲慢さ

ラットレースから抜け出すには、未来への失敗の恐怖心、知識のない者達からの騒音、忙しいからと怠けてしまう心、意味のない習慣、己の無知など、さまざまなものに向き合い打ち勝つ必要がある。

本書では、上記の実例を挙げて実際にどのように対処したのかを学ぶことができる。

スタートを切るための10ステップ

本書では、金持ちになりたい人に向けて、スタートを切るための10ステップが紹介されている。

  • ステップ1 強い目的意識を持つ
  • ステップ2 毎日自分で道を選ぶ
  • ステップ3 友人を慎重に選ぶ
  • ステップ4 新しいやり方を次々と仕入れる
  • ステップ5 自分に対する支払いをまず済ませる
  • ステップ6 ブローカーにたっぷり払う
  • ステップ7 元は必ず取り戻す
  • ステップ8 贅沢品は資産にかわせる
  • ステップ9 ヒーローを持つ
  • ステップ10 教えることで得る

本書を読み進めていくと、ステップごとにどう言った力が身に付いていくのかも記されている。

その他

本書では、上記のステップよりも気軽に始めやすい行動のヒントや、行動の背中を押してくれる言葉や事例などが記されている。

金持ち父さん 貧乏父さん レビュー

「お金持ちになりたい」なら、この本は読まないと損

私は最初、「投資とかビジネスの話かな?」くらいに思っていました。

でも、実際に読んでみると全然違う。

本書が伝えたいのは「お金に対する考え方を変えないと、どれだけ働いても一生お金持ちにはなれない」ということ。

例えば、多くの人は「給料が増えたら、生活が楽になる」と思っています。

でも、著者のロバート・キヨサキは「給料が増えたら、支出も増えるだけ」と言い切ります。

確かに、ボーナスが入るとちょっと贅沢してしまったり、給料が上がったからといって高い家賃の部屋に引っ越したりする人は多いですよね。

私もそうでした。でも、それを繰り返していたら、いくら稼いでもお金は貯まらない。

本書では「お金持ちは、給料を増やすことではなく、資産を増やすことに注力する」と書かれています。

この考え方が身につくと、「ただ働いてお金を得る」のではなく、「お金を働かせて収入を得る」ことの大切さに気付けます。

「資産」と「負債」の考え方が衝撃的だった

この本の中で、最も衝撃を受けたのは「資産と負債の違い」です。

資産とは?
→ 自分のポケットにお金を入れてくれるもの(例:株、不動産、ビジネス)

負債とは?
→ 自分のポケットからお金を奪っていくもの(例:ローンのある家、車、クレジットカードの支払い)

これを知ったとき、正直ショックでした。

なぜなら、私は「持ち家は資産」と思っていたから。

でも、ローンがある家は、実は「負債」なんですよね。

住宅ローンの支払いに追われ、固定資産税や修繕費もかかる。

一方で、お金持ちは「資産を増やす」ことに集中します。

例えば、賃貸用の不動産を買って、家賃収入を得ることで「お金を生み出す仕組み」を作るんです。

この「資産を持つことの重要性」を知ったことで、「働いて給料をもらうだけではなく、資産を持たないと本当の意味で豊かになれない」と痛感しました。

学歴がすべてじゃない、行動がすべて

本書では、著者が学歴のある「貧乏父さん」と、高卒だけどビジネスで成功した「金持ち父さん」の対比を描いています。

私はこの話を読んで、「学歴や職業ではなく、行動がすべてなんだ」と思いました。

✔ 学歴があっても、お金の知識がなければ一生「給料=収入」のまま。

✔ 逆に、お金の知識があれば、学歴がなくても経済的自由を手に入れられる。

これって、すごく勇気がもらえる話じゃないですか?

実際、日本でも学歴がなくても成功している起業家や投資家はたくさんいますよね。

私自身も、「学ぶべきは学歴じゃなくて、お金の知識なんだ」と感じました。

この本を読んで変わったこと

『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、私は次のように考え方が変わりました。

1. お金は「使うもの」じゃなく「増やすもの」

今までは「収入=生活費」と思っていたけど、今は「収入の一部は資産に回す」ことを意識するようになりました。

2. 「資産」を意識するようになった

例えば、副業でブログを運営することも立派な「資産」です。

ブログを書き続ければ、自分が寝ている間にも収益が発生する可能性があります。

3. 「仕事を頑張る=お金持ちになる」じゃないと気付いた

給料を上げるために頑張ることはもちろん大事。

でも、それ以上に「お金をどう運用するか」がもっと大事。

この本を読んで以来、お金の知識をもっと深めようと、他の本を読んだり、投資について学び始めたりしました。

この本を読むことで、お金に対する考え方がガラッと変わるはずです。

まとめ

『金持ち父さん貧乏父さん』は、単なるお金の本ではなく、「人生の戦略」を学べる一冊です。

✔ 仕事だけではなく「資産」を増やすことが大事

「お金を増やす仕組み」を作ることが、経済的自由への第一歩

行動することが何よりも重要

もしあなたが「今のままの生活でいいのか?」と少しでも感じているなら、この本は必ず読んでほしい一冊です。

読んだ後は、きっと「どうやって資産を増やそう?」と考え始めるはず。

一歩踏み出すきっかけとして、ぜひ読んでみてください!

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