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【起業記:7日目】Joyneyが“普通の観光アプリ”にならない理由|独自システムの裏側

今日は、Joyneyの開発の中でもとりわけ大切なテーマ、
Joyneyにしかない独自システム」について向き合った。

なぜその機能が必要なのか”を言語化する日だった。

作っていて改めて思う。

Joyneyは、ただの観光プラットフォームではない。

既存サービスが持ち得なかった構造を、あえて作り込んでいる。

スポットのトップページを“みんなで編集できる”という革命

普通のレビューサービスではありえない仕様だ。

Googleマップ → 公式情報以外は編集不可
食べログ → 店舗側もほぼ編集できない
Instagram → 投稿した本人以外は書けない
Tripadvisor → 編集は不可

でもJoyneyは、
スポット情報の最初にアクセスできるページをユーザー全員で編集できる

なぜそこまでするのか?

答えはシンプルで、
1人の主観で語られた魅力は“偏る”かつ、最新の情報では無くなっていくからだ。

「この場所の本当の良さって何?」
「どこに行く価値がある?」
これを一人の文章に委ねると、情報が固定化する。

だからJoyneyでは、
“集団の知恵”でトップページを磨き続ける仕組みにした。

イメージはユーザー全員で旅のカタログを作成していくイメージである。

ユーザーの手でアップデートされ続ける「生きたトップページ」

これがJoyneyの世界観の核になる。

■ 更新履歴 × ノート機能という“透明性の文化”

さらにJoyneyには、トップページの編集機能に付随する独自の機能が2つ備わっている

それが 更新履歴」と「ノート機能 だ。

更新履歴では、
誰が・いつ・どの部分を編集したのかがすべて公開される。

ノート機能では、
編集者同士が“どの情報が最も正確か”を議論できる。

こうした仕組みは、
言うまでもなく Wikipedia が長い歴史の中で磨き上げてきた
集合知を正しく育てる文化」がベースになっている。

さらに、Wikipediaの旅版にあたる Wikivoyage には
スポット情報を共同編集する」という思想が存在する。

ただし、Wikivoyageは“旅のガイドブック”であり、
レビュー構造や写真、多軸評価、貢献度可視化といった要素はない。

つまりJoyneyが挑戦しているのは、

百科事典(Wikipedia)や旅ガイド(Wikivoyage)が持つ
“透明性 × 議論 × 共同編集”
の文化を、
レビューアプリという全く違う領域に持ち込むこと。

これは前例が無い。

レビュー文化と、ユーザーが公平に情報を更新していく文化を合わせることで、
可能な限り、最新の正確な情報が集まるように設計をしている。

■ 情報の価値を“可視化”する仕組み

Joyneyには、もう一つ大きな思想がある。

価値ある情報には、相応の対価が支払われるべきという思想だ。

本来情報とは価値があるもののはずなのに、なぜか報酬が発生しないことが多い。

今の世界では、
誰かが時間を使って集めた“価値ある情報”がただ流れていき、
時間と共に消えていく。

それはおかしい。

だからJoyneyでは、

  • 情報の投稿
  • トップページの編集
  • 情報の正確性を高める行動
    など

これらがすべて“貢献”として記録され、
JP(Joyney Point)として積み上がり、
ランクが可視化
される仕組みをつくった。

ランクはただの飾りではない。
価値ある情報を生んだ人”を可視化するための基盤だ。

そして来年内を目安に、
この価値が”キャッシュ”として返ってくる世界
を目指している。

これは普通の観光アプリではない。

情報を“資産”として扱う新しい経済圏だ。

■ Joyneyが変えたいのは「情報の定義」そのもの

今日、改めて気づいた。

Joyney独自の機能は、1つ1つを見るとすでに世界に存在している機能ばかりだ。

しかし、それらを組み合わせることで、今までにない試みのサービスとなっている。

すべては “情報は生きていて、価値があって、共有されるべきもの” という思想から生まれている。

ただのレビューアプリなら必要なかった機能ばかりだ。

  • 編集できるトップページ
  • 更新履歴
  • ノート
  • 貢献度の可視化
  • ランク

これらは全部、「新しい情報インフラ」を作るためのパーツだ。

Joyneyは、普通の観光アプリのフレームには収まらない。

情報が自然と集まり、磨かれ、価値として循環する世界”をつくるための第一歩だ。

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